庭・家・街。まるごとデザイン
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家と庭をひとつに紡ぐ ― ニワイエの設計思想 ―

家は、雨風をしのぐだけの“箱”ではありません。

そこに暮らす人の人生を包み、支え、静かに語りかけてくれる存在です。

そして庭もまた、ただの“外の空間”ではなく、四季のうつろいを映し出し、子どもが遊び、草花が育ち、ふと立ち止まりたくなるような場所。

ニワイエは、そんな「家と庭を一体に設計し、家庭をつくる」ことを大切にしています。

庭屋一如(ていおくいちにょ)という考え方

「庭屋一如」とは、庭と建物を別々に考えるのではなく、一体のものとして設計する思想です。

これは日本の伝統建築に古くから受け継がれる価値観であり、現代では忘れられがちになっています。

昔の家は『縁側』という庭と家を繋ぐ室内でも屋外でもない独特の空間がありました。
縁側は、夏は日差しを遮り室温の上昇を防ぎ、冬は冷気を遮断しつつ暖かな日差しを取り入れる役割を果たしていました。

現代の住まいは、断熱や機能性が重視されるあまり、外とのつながりを閉ざし、家がただの“箱”のように切り離されてしまう傾向にあります。

そんな忘れられた庭と家を一体に考えるということを、私たちは大切にしています。
窓を開けたときに視界に広がる緑、季節ごとに姿を変える木々の表情。
それらが一つの家の風景をつくり、日々の暮らしに寄り添い続けます。

“どこに庭があり、季節によってどう光が入り込み、どこで季節を感じるか”から設計を始める。

それによって、内と外だけでなく「地域」と調和する住まいが生まれるのです。

設計のはじまりは「窓からの景色」

高級旅館に行かなくても家の中からこんな風にお庭が見えていた時代もあったのです。

わたしたちの設計は、まず周りの環境を丁寧に読み取ることから始まります。


隣家の窓や玄関の位置、光や風の通り道、そして借景となる山や空の広がり。
そうした要素を踏まえながら、リビングの窓からどんな景色が広がるのかを思い描き、設計を組み立てていきます。

窓の向こうに広がる庭は、部屋と一体となり、暮らしの舞台を外へと延ばしてくれます。
カーテンを開けて過ごすと、室内はより広く明るく感じられる。

外には人が集う“もうひとつの居場所”が生まれます。

そうして取り込まれる景色は、日々の暮らしに季節のリズムを運び込み心を満たしてくれるのです🌱

朝の光、雨の音、風の匂い、落ち葉の色。

自然にふれると毎日が少し丁寧に過ごせている気がします。。

家庭を育んでいくのは、家だけでなく、庭もあって『家庭』になる。

ニワイエは、そんな“暮らしの風景”をつくることを、これからも大切にしていきます。

気になったかたは、モデルルームにご体感ください🌱

              

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詳しくは、 

ニワイエの「家」のホームページ 

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